Plasma and Quantum Science and Engineering,
Interdisciplinary Graduate School of Engineering Science
Kyushu University
Kin Laboratory
Welcome to website of Kin laboratory at Kyushu University.
Science communication / citizen science activity is here.
Kin labo. is a new laboratory. Now updating. Please wait for more information!
April 4, 2022 Yomiuri News Paper treats Prof. Kin's science communication activity at Fukuoka-city Sciencu Musium.
April 1, 2022 Kin laboratory has started.
March 24, 2022 Proc. Kin reported on Magnetic field imaging by cosmic-ray muons (Magic-µ) at the 69th JSAP Spring Meeting.
March 23, 2022 Prof. Kin gave an invited talk on machine learning in Japanese radiation metrology field at the 69th JSAP Spring Meeting.
Research subjects / activity
- 加速器を用いた医療用放射性同位元素の製造
医療などに活用される有用な放射性同位元素の製造技術の実現に向けて、加速器実験やデータ解析に取り組んでいます。特に究極の個別改良といわれているセラノスティクスで有望視されている放射性銅の製造や薬剤輸送システムに着目した研究を進めています。
詳細は「研究紹介」からご覧下さい。
- 宇宙線ミュオンによる大型建造物の透視 (ミュオグラフィ)
磁場の可視化 (Magic-µ)
宇宙から飛来する高エネルギー素粒子ミュオンを利用して、ビルや地下構造物などを透視し、社会安全に貢献する技術を開発しています。また、従来不可能だった核融合炉などの巨大磁場の可視化、磁性体に囲まれて磁束が計測対象の表面から外にでないモーターの様な対象の内部磁場を検出できる可能性を検討中です。
詳細は「研究紹介」からご覧下さい。
- サイエンスコミュニケーション活動
- シチズンサイエンス
近年、職業科学者によるサイエンスコミュニケーションや非職業科学活動であるシチズンサイエンスの進展が、社会の科学技術の進歩や文化の醸成に欠かせなくなってきています。本研究室ではその波に乗り遅れぬよう、積極的にこれらの活動に取り組んでいます。
また私たちの属する科学分野の知見を社会に浸透させることは、私たちの実施している研究の社会実装を早めることと直結しており、自分自身や学生ののやりがいにも繋がります。
現在、金准教授は
九州大学社会連携推進室科学コミュニケーション推進G…通称Q-Stringの協力教員として、福岡市科学館で実施しているジュニア科学者養成コース「ニュートンコース」の講師や、本部で実施している「サイエンスカフェ@ふくおか」の運営などに加わっています。
また所属している九州大学筑紫キャンパスの社会連携推進チーム…通称「ちくしの科コミ」で中央分析センターの稲田先生と共に現場を駆け回る主担当を務めており、大野城市とのサイエンスカフェ「ここふるカフェ」の実施や、Q-Stringとの橋渡し役をになっています。
学生も放射線に関連した出前授業や福岡市科学館の展示に関連した新聞社からの取材などで協力してくれています。
研究室の目指すところ
共に考え、共に歩む
現在の科学技術は日進月歩です。勉学を修めることも、研究を進めることもひとりでできます。しかし、共に考え、共に歩むことで知識や技術を得る速度は加速度的に向上します。
これらのためには、常日頃から自分が得た知識や考えを共有する場が必要です。雑学や研究に関係ないと思われる話題から新たな発想にたどり着くことは極めて多いです。
定例の活動(予定)
毎日のコーヒーブレイク(おやつつき?)
週1回の定例ゼミ、研究グループミーティング、海外共同研究者研究室との定例ミーティング
定期的な学会発表などの練習会
大学院(修士課程・博士課程)受験希望の皆さまへ
当ウェブサイトにお越し下さいましてありがとうございます。本学府では何通りかの入試方法がございます。そのうちいくつかは事前に研究室の教員に連絡しておく必要があります。また、一般入試のように、事前の連絡が必要がない受験方法でも研究室の見学は随時受け入れておりますので、遠慮無くご相談下さい。
教員のメールアドレスについては「メンバー」のところから確認できます。
卒業研究テーマを検討中のエネ科・融合学科学生の皆さん
せっかく近くにいるので、ぜひ見学にいらしてください!随時見学は受け入れています。学年も不問!遠慮無くご相談下さい。連絡先については、お手元の履修の手引きあるいは「メンバー」のところから確認できます。
卒業生の主な進路
九州大学工学部は所属学生の9割が大学院修士課程に進学します。また修士課程修了後は1割の学生が研究室に残り、博士課程へ進学します。ここでは、渡辺・金研究室時代の卒業生のうち主に私が関わった学生の進路について記載しています。会社名は略称となります(○○「株式会社」などは省略しています)。
修士課程修了後
三菱電機・中部電力・ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーション・東京電力・富士フィルムICTソリューションズ・三菱重工・エプソン・原子力エンジニアリング・マツダ・九州電力・日立製作所など
博士課程修了後
海外大学教員(帰国後講師から准教授に昇任)・海外大学ポスドク・量子科学技術研究開発機構ポスドク・日本原子力研究開発機構ポスドク
ご挨拶
本研究室は、2022年度より粒子線物理工学教育分野の中のひとつの研究室として独立して活動する機会を頂きました。准教授ひとりで研究室を構えて活動することの大変さを色々な方から伺っておりますが、精一杯やっていこうと考えておりますのでよろしくお願い致します。
責任の伴う自由、ただし楽しむことを忘れない…をモットーに研究活動に勤しみます。
九州大学総合理工学研究院准教授 金 政浩